魅惑のSuoi Tien Theme Park
家から車で20分。住宅街の中に突如現れる 巨大なモニュメント
ディズニー並みに混んでいると聞いていたその場所は、
障がいを持った人たちの団体さん達以外はチラホラ
100% 待ち時間0分で楽しめる
不思議な魅力が詰まった、ベトナム随一の 発展途上のテーマパーク
「世界の有名なテーマパーク12選」堂々のギリギリ12位にも選ばれたという
(東京ディズニーランドが日本で唯一ランクインの9位)
Suoi Tien (妖精の泉)公園
カリブの海賊風だと思って入ったアトラクションは、
あまりにも生々しい、怖すぎるお化け屋敷
回転ボートに揺られ、真っ暗闇の中を進むと、突然上から降ってくる巨大ゴリラ
ゴワゴワフサフサとした毛が覆い被さってきて 思わず絶叫
ベトナム戦争を彷彿とさせる仕掛けの数々
人形が弓矢を放つ姿も、逆さ吊りにされている姿も、
リアル過ぎて目を背けずにはいられない
楽しそうなドラゴンが出迎えるアトラクションに入ると
またお化け屋敷… アトラクションのヒントが外国人には少なすぎるこの公園
今度は真っ暗闇の、ガイコツ溢れる地下牢獄のような道を進むと、一緒に入ったはずのスタッフの女子たちが、ふざけてワーっと脅かしてきてはキャッキャ言う
それから、安全ベルトがゆるゆるの、動きもゆるいジェットコースター
いちいちガソリンを給油するゴーカート
不安定な観覧車、ターザンもどきのアクロバティックなアトラクションを経て、
チョコレートの味がしないチョコソフトクリームを食べていると、
見知らぬ青年が寄ってきて、「一緒にshooting ゲームをしよう」と
フレンドリーな22歳、
北部ハナン省から1年間だけホーチミンの基地に来ているという軍人のその彼は
ホーチミンはどう?と聞くと
「ホーチミン(南)の人は、ハノイ(北)の人よりフレンドリー」とだけ言った
本当かどうか定かではないけれど、4人いないとできないゲームらしい
流れに身を任せ、約15分くらい、真っ暗闇と少しのカラフルなライトの中、
とっても無邪気な本物の軍人さんとの、戦闘訓練さながらのshootingゲームは
激しく疲れて汗だくになったけれど、妙に楽しかった
最後はワニ釣り体験と、お猿の見物
偽物の中に時折まぎれる妙なリアルが面白い
まだまだ未完成のスイティエンパーク
年に1回くらい行くのは楽しい かもしれない