地鶏使いきり飯 Cháo gà & Gỏi gà bắp cái
ベトナムでは、お粥は朝ご飯や病気の時だけでなく、
週末など家族が集まる時に作り、ある種のご馳走としても食べられる
これまでのお粥の概念を覆すほど、丁寧に時間をかけて作られるお粥は、
鶏一羽丸々とさらに鶏ガラをふんだんに使った優しいお味
濃厚出汁に貢献したお肉はお粥ではなく、サラダの具に変身
その辺を元気に駆け回る地鶏の食感の良さ、力強いうま味を改めて実感した2品
◇Cháo gà (鶏のおかゆ)
魚や豚モツ、アヒル、貝、タウナギなど、地域ごとの様々なお粥があるけれど、
全国共通のベーシック鶏粥は、火にかけること約1時間 とっても優しい
味付けは定番の【砂糖、ヌクマム、塩・胡椒】
千切りキャベツを底に敷き、アクセントで揚げた赤わけぎと黒胡椒を添えて
◇Gỏi gà bắp cái (鶏とキャベツのサラダ えびせんと一緒に)
1袋25円のえびせんの素は、10秒も揚げると大きくサックサクになる
そのえびせんに、ムチムチの鶏肉入りのサラダをのせて頂く
においたで(rau răm)という強烈な香りを放つハーブはアクセントだけれど
この料理はこれがないと始まらない らしい
ちなみに日本だと兵庫県などで手に入るとか(野草)…
◇Tôm cuốn mì sợi chiên (海老の中華麺巻き揚げ)
ベトナムのシンプルお祝い料理
立派な串刺し海老に、中華麺をくるくる巻いて(ここだけ妙に難しい)、
10秒ほど揚げる だけ
チリソースにつけていただく +1品の料理