初めてのcom chay屋さん
11:30 店集合。店の名前は「Com Chay (=ベジタリアン料理)」
そのまんま、ベジタリアンの庶民的な食堂
23歳、日本企業で通訳として働く彼女。
宗教的な理由で完全ベジタリアンの母親の姿を見つつ
母親以外の家族同様、彼女は15歳まで普通の食事だったけれど、
当時観た 食品の裏側を見せるビデオに衝撃を受け
以来、卵も食べない完全ベジタリアンになったという
彼女にならって注文したcom tap cam(ご飯+おかず全部載せ)22,000D(約100円)
食感も味も小魚の佃煮そっくりのものは、多分大豆ベース
チャーシューそっくりのそれは、多分小麦粉ベース
卵の黄身っぽいのは… わからない
とにかく、甘辛くしっかりめに味付けされたおかずの数々は、
限りなく本物に(少なくとも見た目だけでも)近づけようとしているところがすごい
お店には他に、PhoやBun thit nuong(米麺ブンの焼き肉載せ)など
明らかに肉を使うメニューも並んでいるが、それらは全て名前だけで、
実際はベジタリアン仕様なものが提供されているという
この食堂にもふつうの若者っぽい人々が溢れているように
Com chayの店も増え、食事のバリエーションの一つとして気軽に食されているものの
選択肢はごく限られていて不自由だろうし
肉や魚のないベトナム料理は ちょっと勿体ないと思ってしまう 外国人心