中部飯 Mi Quang
大学の近くにある 中部地方(Quang Nam省など)料理の店
代表格はMi Quang
ポイントは、きしめんとうどんの間の子のような太くてコシのある麺
少し甘めのスープ(これについてはめずらしく個々人が卓上でオプショナルの味付けをしない)
そして、せんべいを割り入れること
確かに前にQuang Namの隣、Quang Ngai省のロードサイドの店で食べた麺は
大きなゴマせんべいをバリバリとくずしながら食べたことを思い出した
このせんべいが意外におなかにたまるボリューム麺は
食べても食べても減らない感覚 されどやさしい味わい
みんながMi Quangか、シジミ麺(フエ名物)、チキンライスなどを食べている中、
見慣れないものを食べている 隣の彼女
初めて見たこの料理は「Banh Duc」という、紫米をベースとした餅状のものを
干しえびが効いた辛いソースと、ヌクマムだれと交互につけていただく
なんとも不思議な、一皿食べると飽きそうだけれど、奥深い味わい
その横で25歳の青年はソースを恐る恐る舐めながら、
「ボクは男なのに、辛い物が食べられなくて かっこわるいんだよ」と
自嘲気味に話していた。なるほど、そういう価値観もあるのか…